一人暮らしを始めたいと考えた時に気になるのが費用の問題です。
家賃や生活費などのほかに、一人暮らしを始めるためにはどれくらいの金額が必要なのでしょう?
引っ越しの際に最初にかかる費用は、賃貸費用・引っ越し費用・生活用品購入費用の3つが主になります。
賃貸費用とはアパートなどを借りる費用です。
賃貸契約をする際には敷金・礼金・仲介手数料が必要になります。
敷金は万一家賃の滞納や、入居者の責任で室内の修繕が必要になった場合に使われるお金、礼金は大家さんにお礼の気持ちで支払うものですが、最近では礼金を取らない物件も多くあります。
仲介手数料は不動産会社に支払われる賃貸手続きの手数料となります。
それぞれ家賃の1~2カ月程度の金額を支払いますが、物件によって金額は違うので借りる前に確認しましょう。
単身引っ越し費用の相場
引っ越し費用は引っ越しの荷物を運ぶために使う費用です。
単身引っ越しの場合には荷物も少ないため、引っ越し会社にお願いしても2万円程度で済ませれらます。
ただし荷物があまりにも多い場合には、これ以上の金額にもなることもあります。
また引っ越し会社ではなく友達に手伝ってもらったりすれば費用は少なくなります。
最後の生活用品購入費用ですが、これが意外と大きな出費になります。
家電製品などを既に持っている場合にはさほどかかりませんが、初めての一人暮らしの場合ほとんどの方は新しく買い揃えます。
自炊用品、家電、照明器具、寝具、日用品などすべてそろえた場合の平均額は28万円となっています。
このように、引っ越しをする時点でもかなりの金額がかかります。
仮に家賃7万円で敷金・礼金・仲介手数料が家賃の2カ月分、引っ越し費用が2万円、生活用品費用が28万で計算をすると約72万円ほどの出費となります。
単身での引っ越しはそれなりにお金もかかるので、一人暮らしを始めたいと考えるならそれなりの貯金をしてから実行に移すことをおすすめします。